おはなしカフェ

ファミレスにて。俺「先輩、デートですか?」先輩「ああ」女性「付き合ってないです!助けて!(泣」俺「…え?」→結果…

time 2018/05/09

ファミレスにて。俺「先輩、デートですか?」先輩「ああ」女性「付き合ってないです!助けて!(泣」俺「…え?」→結果…

父親は玄関の外まで俺を見送ってくれ 
「すまなかった」 
と最後に一言、深く頭を下げて謝った 

帰る道すがら、俺は絶望で心が真っ暗だった。 
唯一の希望だった吉村親もおかしな人で、まるで話にならない。 
吉村はダメ。吉村親もダメなら、もう交渉相手がいないじゃないか。 

それでも俺は希望を捨ててはダメだと思い、 
一度家に帰って、その日のうちに病院に行った。 
湯飲みをぶつけられたときに口を切ったんだが 
病院で診断書をとれば、後で何かの役に立つかもと思って。 

この頃になると、俺も菜美もさすがに精神的に限界近かった。 
特に菜美は酷かった。 
街金が来たとき家にいたりすると過呼吸になったりしてた。 
俺も菜美も、夜中に悲鳴を上げて飛び起きることも増えた。 
その頃の俺は、歩道橋などからふと下を見ると、いつの間にか 
「飛び降りたらどうなるか」なんてことを考えていたりした。 
自分の危険な思考に気付くと、慌ててその考えを否定した。 
そんな感じの状態だった。 

仕方なく俺は、父に全てを話して助力を要請した。 
父「なんだ。最近、家にいないと思ったら、そんなことしてたのか? 
まあ、いい勉強だ」 
切迫してる俺とは対照的に、話を聞いた父親の態度はのん気なものだった。 

父は、のん気な口調とは裏腹にしっかりした対処をしてくれた。 
父の経営する会社の顧問弁護士を俺に紹介してくれた。 

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引用:素敵な鬼女様
画像出典:ばくたそ

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