おはなしカフェ

ファミレスにて。俺「先輩、デートですか?」先輩「ああ」女性「付き合ってないです!助けて!(泣」俺「…え?」→結果…

time 2018/05/09

ファミレスにて。俺「先輩、デートですか?」先輩「ああ」女性「付き合ってないです!助けて!(泣」俺「…え?」→結果…

子供連れのお母さんなどは、刃物を持って大声出してる吉村に気付いて 
大慌てて逃げて行く。 

吉村が菜美に近づこうとしたときは少しあせったが 
菜美が「まだそこで待ってて。まだ二人が近づくのは早いの」 
と言ったら、吉村は近づくのを止めた。 
すごいと思った。 
この短時間で、菜美は支離滅裂な吉原の話に上手く合わせていた。 

しばらくして、8人ぐらいの警官が来た。 
パトカーから降りると、警官たちは手際よく吉村を包囲した。 
「刃物を捨てなさい」 
警官の一人が穏やかで、しかし厳しい声で言った。 

吉村は、警官は認識できるようで、 
オロオロ周り警官を見渡しながら八方の警官に順に刃物を向けた。 

「吉村君、まずは包丁地面に置こうか。 
吉村君、何か悪いことした? 
もし、しちゃってたらもうダメだけど、してないなら捕まらないよ」 

菜美は元気よく明るい声でそう言った。 
吉村の注意がまた菜美だけに向かう。 
「吉村君、死にたくないでしょ。 
早く置かないと、鉄砲で撃たれちゃうよ」 

吉村は笑顔で包丁を捨てた。 
不気味な、人間とは思えない笑顔だった。 

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引用:素敵な鬼女様
画像出典:ばくたそ

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