2024/06/08
俺「えぇ。営業ですよ。スーツ男さんとはちょっと扱ってる商品は違いますけど。僕はお化粧品の卸です。お客さんもエステさんなんかの業務商材ですしね」
スーツ男「そうなんですねー。実際営業されてる方は車の運転、徒歩での営業などで知らないうちに体はボロボロなんですよね〜。」
俺「まあ、そうですねぇ。僕は高校の時の部活動の影響でヘルニア持ちですし」
スーツ男「ホントですか⁉いや〜、つくづくお兄さんはついてる‼今日で、疲労感、ヘルニア、短い睡眠ともお別れですよっ!」
俺「いやー、でもやっぱり布団は試してみないとなんとも言えないですよ」
スーツ男「ちょっとこれで試してみて下さいよ‼」
スーツ男はさっきのコースターみたいなちっさい切れ端みたいなのをまた渡してきたwwwこれで試すとかドリフかよwww
スーツ男は横になった俺のムネのあたりに、ちょこんと切れ端をのせた。
スーツ男「どうですか⁉実はもう眠たくなっちゃってたりするんじゃないですか⁉」
俺「そう言われてみれば、眠たくなってきたかも…(バカじゃねえかこいつ?www)」
スーツ男「でしょ⁉この布団の中には鉱石のパウダーが含まれてて、その鉱石から放たれる遠赤外線の効果で体が暖まり、眠たくなるんですよ!」
俺「その原理は一理ありますね〜。最近はお化粧品の中にもそういった効果のものもありますし。」
スーツ男「さすがですね‼いやー、お兄さん話がわかる方だ‼」
俺「なるほど〜…ちなみにこのお布団はいくらなんですか?」
俺は疲れたのでそろそろ終わらせることにした。