2024/06/08
どうしよう。
ガチャガチャ、ドン、ドン、ドン、ドン。
靴を脱ぎ、部屋に重い足音が向かってくる。絶対ガタイいいな、上司…あぁ〜…。もう布団買おっかなぁ。来客用で置いといてもいいしなぁ〜…
俺の心はみるみるうちに折れていった。
上の者「どーもー。すいませんねぇ。若いのがどうも迷惑かけたみたいで。」
俺「い、いえいえ。僕も営業なんで、気持ちわかりますし。ええ。」
スーツ男「wwwwww」
スーツ男の顔には笑顔が広がっていた。
上の者「お話は伺いましたよー。レコーダーとかお隣さんの名前なんか嘘ついたり、どうしたいんですか?え?出るとこ出ますか?これは立派な詐欺ですよお兄さん。ウチも最近会社始めたばかりで不手際あったかもしれません、が‼、嘘はいけない。ね?」
スーツ男「ほんまですよー。もう僕も何がなんだか。怖かったですわぁーwww」
俺「あ、はぁ…僕、石橋は叩いて渡る派なんで、アハ、アハハハハ…」
上の者「まあ、叩いたらあかん石橋もあるゆうことですわ。」
スーツ男の上司の目がすごい怖い。