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妻「離婚して下さい」俺『は?』妻「裁判所から訴状がきた」→身に覚えのない罪で訴えられた→妻は弁護士から示談に応じるように言われ、勝手に300万円支払ったのだが…

time 2021/09/18

妻「離婚して下さい」俺『は?』妻「裁判所から訴状がきた」→身に覚えのない罪で訴えられた→妻は弁護士から示談に応じるように言われ、勝手に300万円支払ったのだが…

さすがに俺も驚いて理由を聞いた所、妻は自分の部屋から、簡易裁判所から送られて来たという訴状を持ってきた。
内容は、俺が会員制のテレクラみたいなサイトを利用し続けた挙げ句会員料金も未払いのまま退会し
ついでに会員の女性にもストーカーじみた事をするなどの迷惑をかけたので、未払いの会員料金と他会員に損害を与えた迷惑料
合計して300万ちょっと払え、との内容。
また、このまま素直に言われた金額を支払えば、今ならば示談に出来るが、このままだと裁判になり夫は被告人になると
訴状が送られた後にかかってきた弁護士と名乗る女性からの電話に恐怖し、言われるがまま支払った。
大事にしてはならないとすぐに請求金額を支払ったが、浮気をしていた俺がやっぱり許せずに離婚したい、となったらしい。

当然の事ながら、その訴状は詐欺だった。そもそも仕事で忙しくてネットもロクに見れなかったのに今時テレクラなんて利用する暇は無い。
すぐさま警察に持っていったが、「この手の事件は最近増加しており、犯人もグループで活動して実際の電話等は末端の人間を使っている為
すぐに逮捕は難しいし、逮捕したとしても騙された金額が戻って来るとは思わない方が良い。どうしてもっとはやく、私達や旦那さんに相談しなかったのか?」と言われた。
妻はその間、ずっと青い顔で押し黙りうなだれていたが、正直警察の言葉に俺も同感だった。

妻は結局、妻自身の独身時代の貯金の100万ちょっとでは足らず、名義は共同だが実際には俺が個人の貯金から入れた共同の貯金から残りを勝手に引き出していた。
詐欺グループにも腹が立ったが、それ以上に俺を信用せずにつまらない詐欺に引っかかった妻の事が許せなかった。

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