新郎新婦にも謝ったけど
「とんでもない、すごく嬉しかったよ」
と言われて、泣けたよ。
新婦の父が悲しむとは全然予想もしなかった。
ドレスは会心の出来だったし確かにしょぼい公民館で親戚も呼べなかったけど、それでも娘の晴れ姿を見られるんだから喜んでもらえると思ってた。
あとで新郎に聞いたけど、新婦がほとんど給料を親に取り上げられていたのは、新婦の父がオーディオかなんかのマニアで、自分の給料はそっちに金をつぎ込んで、娘の金を家族全員の生活費にあててたかららしい。
結婚自体、娘の金が入らなくなるから反対だったそうだし。
事業に失敗した新郎父のほうがまだましだよ。
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