2024/06/08
俺、新郎、新郎と新婦のゼミの教授、各学科の学生部担当、それからもう一人の准教授は、書類上の新婦の卒論時の所属研究室の准教授だった。
今度は俺ではなく新郎の方が、6人を前にして事情を説明した。
新婦とはあれ以来、メールのやり取りだけになっていることを告げた。
その場で初めて知ったが、新婦の両親は「危険な時期だが、中絶しろ」と新婦に言っている事がわかった。
教授たちが「新郎は、書類上の新婦と面識はないのか」とかいくつか質問をしていた。
「ありません」と新郎は答えた。
その後、この場で見たことや聞いたことを口外しないとの約束をさせられて、書類上の新婦が過去に起こした問題を全て教えてくれた。
その話によると…