2024/06/08
弁
「いえ、慰謝料を支払うのは、不貞行為をして、
夫としての権利を侵害した、有責配偶者である奥様
あなたであり、間氏です。」
P
「おかしいじゃない!!」
弁
「おかしくありません。
慰謝料とはそれが正しい解釈です。
支払いを拒否されても訴訟で求めて参りますが」
P
「払わなかったら裁判って言うの?
卑怯よ!どうして?おかしいじゃない!」
弁
「あなた自身が有責配偶者である以上、
狸氏には慰謝料請求権を有しています。
お支払いいただかなければ、訴訟において
請求するのは定石です」
P
「いいわよ払ってやるわよ!!いくら欲しいの?
言って見なさいよ!本当にセコい男!!
離婚してよかったわ!!」
弁
「慰謝料は500万ってことで」
P
「好きにすればいいじゃない。
どれだけお金が欲しいの?」
弁
「口はお慎みになった方がよろしいかと思います。
謝意が無ければもはや慰謝料ではありません。
狸氏はお金ではなく実際は、社会的な抹殺を
制裁として望んでおられますが、
あえて慰謝料で泣くわけです。
あまり口が過ぎると逆なでして
気が変わるかもしれません。
その時の交渉窓口は当職ではないかもしれませんよ」
P
「…はい…」