2024/06/08
私のことを知ってる母の知人が、お見合いのセッティングして小遣い稼ぎしてる人で
お嫁さんを紹介してほしいってあちこちから頼まれて釣書を預かってるから
ダメなら断っていいから会うだけ会ってみてって。
何度も断ったけど、あんまりしつこく家にまで来るから根負けして一度だけの約束で会った。
釣書を見るとごく普通の男性って感じ。
一流とまではいかないけど国立の大学を出て(昔の二期)公務員やってる33歳。
身長は182cmと、当時としてはかなり高かった。
ただ、兼業農家の長男でお姉さんが3人いるってのが多分結婚のネックになってるんだろうなと
釣書を見た時に思った。
私の方は当時24歳で、短大卒のOL、身長155cmと言うしょーもないスペック。
田舎なので24歳と言えば曲がり角と言われた時代。24を過ぎれば“行かず後家”と言われる地域w
強がるわけじゃないけど、うちの両親はあまり急かすようなことも言わないし
友人たちも半分ぐらいしか結婚してなかったし、私自身もさほど焦ってはいなかった。
(早くに結婚した友人は殆どが農家の娘さんだった)
でも、その知人にとっては24歳の独身のお嬢さんなら乗って来る、と踏んだらしいw
で、当日母と共に指定のホテルのラウンジに向かい、先方の母子とご対面。
ラウンジでの印象は悪くなかった。
高身長の男性がスーツ着てるとそれだけで見栄えはいいし。
うちの母にもすごく低姿勢で、言葉遣いもきっちりしてたし。
が、ふたりでドライブでもしておいでと促されて、ホテルを出た途端に
びっくりするぐらい態度が変わった。
特に驚いたのが、今でも忘れないこの言葉。
「キミの釣書見たけど、特に取り柄ないよね。
24歳なら焦ってるでしょ?大卒の公務員なんてもう出てこないよ?」