2024/06/08
ある日婚約者を連れ自宅に戻ると、親が1通の封書を持っていた
かつての同級生の会社に嫌がらせをしていたのがばれてしまっていた
その嫌がらせの内容は実に地味なものでとある口コミサイトに星一つの低評価を
つけ続けるといったものだった
同級生は自分とかつては学年1、2位を争うといった秀才で
そのことを高校生の自分は母に話していた
だから、その同級生が地元に帰ってきて会社を立ち上げたとき
地方コミュニティ紙の小さな記事を見た母が言った
「M君は偉いねえ。昔はお前と1位を争った仲なのにね」
885: おさかなくわえた名無しさん 2019/03/22(金) 17:25:37 ID:NJvt2Jfa
今考えればくだらない嫉妬だった
Mは自分の出た大学には入れず、別の私立に行っていたのに
いてもたってもいられなくなり、自分はMの会社に星1の低評価をつけた
調べたところ口コミを書くと名誉毀損の恐れもあるから、文章はあえて書かなかった
できたばっかりの会社だったから、ほかに誰も口コミがなく
平均1の低評価の会社となった
ちょっとした意地悪で溜飲をさげていたのだが、それから3ヵ月後
Mの会社に5をつけた奴が現れ、評価が3になってしまった