2024/06/08
俺「このロードバイク、実は1台ごとにシリアルナンバーが振られているんです。もちろん、このロードバイクにも。
俺の名前で登録してあります。インターネットで見られますので、警察Bさん確認お願いします」
決まった…と確信し、心の中でドヤ顔を決めていると、キチが性懲りもなく足掻いた。
キチ「なによ!こんな高い自転車見せびらかして!自慢!?せっかく売りさばこうと思ったのに!!
この自転車、あんたがくれたじゃないのよ!」
警察B「ちょっとあなた、さっき知人から貰ったって言いましたよね」
キチ「そうよ!こいつがその知人!こいつを逮捕しろ!」
警察B「俺さんは、その知人の方と名前が違うようですが」
キチ「勘違いしてたの!この自転車はこいつがくれた!それなのに警察を呼んだ!頭がおかしいの!」
斜め上の証言に、俺の思考回路が追い付けなくなり、つい
「頭逝ってんな~」
と声に出してしまった。
キチは更にヒートアップ。
俺「あんた、俺のこと知人って言ってたよな?俺の名前は?」
キチ「何よ!あんたの事なんて頭から消えちゃったわよ!!」
俺「ふざけてないで質問に答えようか。まさか名前も知らない人から自転車貰ったって言うのか?」