2024/06/08
私は、幼児期の事故で左手首を骨折して奇形のままくっついている。
腕を垂らしても左手だけ不自然な角度に曲がっているが、幸い日常動作に支障はない。
さて、友人の一人に
「最近なにか面白い本読んだ?」と聞かれて、
事故で片腕を失いつつも素晴らしい作品を残した芸術家の伝記を読んだと言えば
胸くそ悪いことを言われた。
「どうせ、奇形でもちゃんと両腕揃っている自分の方がましだって優越感に浸るために読んだんでしょ。」
滅相もない。最近偶然その人の作品をみて、作者の人となりに興味を持ったのがきっかけなのに。
下手の横好きながら絵を描くものとして、是非読みたかった。
そのあと「ごめん、あれ冗談。」と謝罪してくれたが正直許しがたい。