2024/06/08
勘助は大学時代のサークル関連の知人で、同級生だった人。
当時は別にただの友達として付き合っていて、皆と行く飲み会で近くに座ったら普通に話す、ってぐらいの仲。
たまたま、ゼミも一緒だったから、顔を合わす事は多少多かったにしろ、当然二人でどこかに出かけるとか、二人で食事したことも一回も無かった。
しかしながら、勘助の脳内では私が勘助の事が好きだと変換されていたらしい。
あるとき私がそれまでの彼氏と別れ、暫く経ってから新しい人とお付合いを始めた時に、
勘助「○○(私)は俺の事が本当は好きなのに、俺はそんなに好きじゃ無いから、無理に新しい彼氏作っちゃったみたいで、可哀想な事したな、俺。」
みたいな事を勘助が言っていたと友達から聞いて、唖然。
リアルに目ん玉飛び出るかと思った。
友達には、私が勘助の事が好きだという事は一切無いと伝え、変な噂が出ないように彼氏との事を、サークル内でもいかにもバカップルっぽく話したりした。
それからは勘助の勘違いっぷりが気持ち悪くって、顔を合わせなければいけないのは仕様がないけれども、なるべく話したり近くに寄ったりしないようにした。