2024/06/08
お互いの実家に2泊づつ泊りにいって、やっと今日の昼間に帰宅した。
嫁はよっぽど疲れたらしく、家に帰るや風呂を沸かして入っていった。
いつもは風呂でも寝るときも離さない携帯を置いて。
たまたま電話が鳴って、嫁に持っていってやろうかと思って携帯を開いた。
電話は嫁の親友から。
もって行くまでに切れそうだったから、そのまま電話を取った。
「もしもし、Aちゃん?嫁、今風呂入ってるからちょっと待って。」
何の気なしに出た。
彼女にも何度か会ったことあったしな。
Aちゃんは学生時代からの友人で、嫁の大親友だ。
結婚するときも2次会の幹事をやってもらったし、お互いにほかの人には言えない話でも何でも相談する、って言ってた。
「あれ、、、え、旦那さん??」
いつもあっているときにはほがらかなAちゃんの声が微妙にこわばってた。
普段嫁の電話に出ることがないから、びっくりしたのかと、特に疑問には思わなかった。
「嫁、まだたぶん風呂長いけど変わろうか??」
そう聞くと、慌てたように
「お風呂出たらかけなおしてください。てか、あけましてうんぬん・・」
と電話を切られた。
いつもよりちょっと他人行儀な内容に首をかしげていると、嫁の仕事用かばんから、バイブの音がした。
仕事用の携帯だ!!
なんとなく、このタイミングは、、と思った。
会社の営業携帯だし。。。
きっとAちゃんなんじゃないかと思ったんだ。
件名はなし、
文面は。。。
ごめん。気になって電話したら、だんなちゃんが出たよ。
携帯、気をつけたほうがよいよ。後で電話して。
だった。
そのまま俺は嫁の携帯を手に取った。
嫁の受信メールにはここ数日、Aちゃんからのメールが何通も来ていた。
直近のメールには
「しょうがないよ、嫁ちゃん。
結婚してたって恋は落ちちゃったらしかたない!!」
だった。。。
血の気が引くってこういうことをいうのね。
本気で立ちくらみがした。
すげえ怖かったけど、嫁の送信メールを開いた。
嫁は休日に一回風呂に入ったらつかる(30分)→シャワー浴びる→つかる(30分)くらいは余裕。
まだ最初のシャワーもいってないから時間はたっぷりある。
嫁の送信メールには
件名 まじでやっかい
文面は
とりあえず一回やって楽になるならなりたい自分がいる。
えええええええええええええ