2024/06/08
私(20代前半)にはある趣味があり、ゆくゆくはそれで食べていきたいと思っていた。
しかし、会社勤めからフリーになるには色々不安も多く、また時間も拘束される仕事のため、付き合っていた彼氏はそのことに後ろ向き。
「できればやめてほしい」と言われていた。
務めていた会社の中で、親しい人たちにはその悩みを相談していたんだけど、その中の30代の先輩Aが勘助だった。
Aにもある趣味があり、若いころはそれに夢中になりすぎて彼女にふられてしまったりしたことがあったらしい。
A「分かるよ、好きな人に理解してもらえないのが一番つらいよな」
私「そうですね。趣味のことをやってると時間を忘れちゃって…」
A「それオレもわかるよ!時間も忘れるし、ほかのことは全部どうでもよくなるんだよな!」
などと、会社のお昼休みや、方向が同じなため帰り道などで時々話した。
Aは「彼氏も大切だけど、人生は一度きりしかない。オレも趣味があるから分かるけど、自分の人生なんだから大切にしたほうがいいよ!」と言ってくれて、その時は
「イイ人だなあ」くらいに思っていました。