2024/06/08
私がようやく職場にうちとけてきた頃に、派遣でやってきた勘助。
慣れない環境で緊張しまくる彼に、少し和んでもらえたらと話しかけたのが間違いだった。
仕事上の質問もあるだろうと、連絡先の交換に応じたが最後。メールと電話の雨あられ。
『自分を変えなきゃ人は変わらない!人を変えたければry…』(深夜の人生論3時間生演説)
『名無しさん素敵ですね。白い肌、サラサラの髪、大きな目ry…』
『僕からばかりじゃ不公平。電話代は折半にしましょう。次は名無しちゃんからかけてね?』
『派遣先での恋愛は禁止されてるから、僕が辞めるまで恋愛するのは待ってね?』
『名無しタンの親って厳しいの?でも大丈夫、僕そういうの慣れてます!』
『名無し、ウィルコム買えば?長電話安くなるよ?』
展開がだんだんナナメ上45度になってきたので、仕事の合間に勘助を呼び出して一喝。
しかし『恋愛禁止だから僕を思って拒否してるんだね!わかってる、優しいなぁ』とまさかの返答。
ついに我慢の限界がきて