おはなしカフェ

俺の両親はAB型とB型。そんで俺はB型。 祐美の両親はA型とB型。そんで祐美はA型。 で、生まれた子共の血液型はA型。

time 2022/11/23

俺の両親はAB型とB型。そんで俺はB型。 祐美の両親はA型とB型。そんで祐美はA型。 で、生まれた子共の血液型はA型。

義父が「なんだ、こんな席で、控えろこの馬鹿者!OO君の気持ちを考えろ」と義母を叱るも意味なし。
まぁ、義母の気持ちも理解できるし、こっちとしてももう未練ないんで、
「おとうさん、いいんです。祐美さんとはどうせ離婚するんですから。」
と言うと、
「なんで!!ちゃんと話したじゃない!!」とここで祐美が乱入。
「ふざけんな!誰がおめーなんかと暮せるかよ!」
「だってさっきそういったじゃない」
「知るかんなもん!責めるならてめーを責めろや」
流石に押し黙る祐美。

438: 391 2006/06/06(火) 01:31:55
祐美は相手にしてらんないと状況なんで、
「んで、さっきの話だけど、責任とって認知しろな。」と間男に詰め寄る俺と義母。
「……。」
「返事はっ!?」
「……。」

ここでもう一発蹴り。
またしても無言で堪える間男。
なぜかここで泣き出す子供。

「…もういいわ、嫁に連絡しろや。」
「…はい?」
「おめーの嫁に連絡してここに連れてこい。」
「……。」
「はやくしろやっ!」
「…それだけは勘弁してください。」

勿論また蹴り。

「お前状況わかってんのか!!」
「……。」

445: 391 2006/06/06(火) 01:37:04
ここで義父が
「OO君。祐美の会社の同僚なんだから、私が祐美の会社に電話すればわかることだ。」
と言うと、間男も観念したと見え、

「…認知いたします。」
と土下座の体勢のまま声を絞りだした。

おいおい嫁には黙ってるつもりかよ、と思いつつもとりあえずそれは棚上げ。
てか。その場で義母がいきなり間男に養育費の話とかしだしたんで、俺は急に冷めてしまった。

とりあえず、俺と祐美は離婚、間男は子供を認知し、養育費を払うという基本次項だけ決めて、
解散ということにして、泣きじゃくる祐美と子供は、その日は義父にひきとってもらい、
急に静かになった部屋でひとりでずっとひとりで泣いてました。会社休んで。

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