おはなしカフェ

華奢子は泣きそうになりながら、 「俺くんが死ぬなんて言うから…」 って言ってきた…

time 2022/12/30

華奢子は泣きそうになりながら、 「俺くんが死ぬなんて言うから…」 って言ってきた…

俺…A高の2年。
華奢子…A高の2年。彼女。
眼鏡男…A高の3年。
ベンツ男…大学3年。
料理男…B高の2年。
空手男…C高の3年。
テニス男…C高校の1年。

俺は中学の頃から華奢子にベタぼれだった。
頭悪かったけど、華奢子が行く高校に一緒に行きたくて猛勉強。
そして合格。高1の時に同じクラスという特典もついてた。
華奢子はすごく可愛いから高校でもすぐ人気がでた。
でも控え目な子だったから、慣れた人としかあんまり話せなかった。

俺は中学が同じだったから、最初からよく話してもらった。
それに気を良くして、猛アタックしまくった。
で、1年の秋になんとかOKをもらうことができた。
華奢子が「冷やかされたくないからあんまり言わないで」
って言うから、中学から仲の良い奴らにしか言わなかった。

付き合って半年が過ぎても、キスとかはできないでいた。
華奢子がしたがらなかったから、嫌われたくなくて我慢してた。
たまに手を繋ぐぐらいだったけど、それもすぐに離されてた

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