2024/06/08
817: 恋人は名無しさん 2009/07/26(日) 13:52:17 ID:Pa6UtGROO
>>815続き。
そして、全員華奢子と手を繋ぐまでしかしたことがないこと。
そこで何故か皆一安心。馬鹿の集まりだと思うorz
華奢子に戻ってきてもらい、ベンツ男がズバッと聞いた。
「俺達は皆華奢子が好きだけど、華奢子はどうなの?
この中に本当に好きな人いるの?
それとも、全員なんとなく付き合っただけ?」
俺緊張で吐きそうでした。
彼氏が6人、本当に好きな人いる?って状況自体おかしいのに。
華奢子「…いる…」
俺「誰!?いいから言って早く言って!」
華奢子「…えっ…」
俺「早くって!いいから言えよ!早く!!」
空手男「急かすな!」
俺「はぁ!?上から見てんなよ!?」
空手男「お前は、静かにしろ。」
DQN風味たっぷりだけど、緊張とか不安とかで俺切れてしまった。
華奢子がすっげーびびってる目で俺を見てるのもイライラした。
テニス男が「大丈夫だから、言ってください」って言ったら、
華奢子「……料理男くん…」
目の前が本当に真っ暗になった。思考が停止した。
料理男が喜んでたのかどうかも覚えてない。
819: 恋人は名無しさん 2009/07/26(日) 13:56:18 ID:Pa6UtGROO
>>817続き。
後々聞いた話では、空手男がまず最初に祝福?したそう。
そして料理男と華奢子に一緒に帰れと言い、見送ってたらしい。
華奢子はごめんなさいって謝ってたらしい。
ベンツ男は何も言わずにさっさと帰ったらしい。
テニス男が泣き出して、眼鏡男や空手男が慰めてたらしい。
俺が覚えてるのは、料理男と華奢子の後ろ姿を見てたら我慢できなくなったことだけ。
気付いたら、料理男達を追っかけて料理男の背中を蹴った。
料理男が転んでも蹴った。というか踏んでた。
華奢子が「きゃー」って叫んだ。白い顔だった。
すごく怯えた顔してて、すっげー好きだったのに!って強く思って、
俺は華奢子の顔を叩いてしまった。
そこから暴れまくる俺を止めるために乱闘?が始まった。
俺はとめにきた眼鏡男も殴った。テニス男も殴った。
空手男を殴ろうとして逆に止められて、でも料理男だけはまた殴った。
最終的に空手男に止められて、落ち着くまで押さえられた。
押さえられてるうちに涙がとまんなくなった。でも料理男が立ち上がると、
また無償に殴りたくてしかたなくなった。まぁ無理だったんだけど。