2024/06/08
今から十数年前、まだ実家に住んでてのんきに暮らしていた20代前半の時のこと
中学の時にわりと仲の良かったAから電話がかかってきた。
懐かしさもあって、嬉しくなり「おおっ、久しぶりだねー、元気だった?」と話が弾みました
そのうちAは、確か前に○○ちゃん(私)子供好きだって言ってたよね、
こんど子供連れて遊びに行っても良いかな?と言うので何の疑問も持たずにOKしました。
約束した日の夕方、Aは5・6歳ぐらいの男の子を連れてやってきましたが、なぜか知らない女の人が二人。
面食らう私にAは「ごめんね、この人たちも上がっていいかな」と聞いてきます。
困惑していると、脇をすり抜けてAの子供がさっさと家に上り込んでしまったので仕方なく3人を家にあげました。
用意してたお菓子とジュースを出すと、おもむろにAが
「実は今日は○○ちゃんに大切な話をしに来たの」と話だし
「私××という宗教団体に入ってるの、で、そのおかげで今すごく充実した日をおくってるわけ。
この幸せをぜひ○○ちゃんにも分けてあげたいと思ってね、ね・○○ちゃんそういうの興味ない?」
他の2人も口々に
「本当に素晴らしいわよ」「宗教って聞いてアレかと思うけど、全然心配ないから」
「人生感が変わるよ」「前世の行いが・・・」
などと、こちらの口をはさむ間も与えないほど3人で畳み掛けてくる。
こちらも時々「いやいや」「そういうのはちょっと・・・」と返すが、全くダメ。しつこいしつこい
そのうち「今からさっそく本部の施設に言って、ありがたいお話を聞きに行きましょう」と恐ろしいことを言い出した。
今ではそんなもの、有無を言わさず「興味ない、帰れ!」で済むことだとわかってますが、その時の私は
本当に意志が弱くて世間知らずでしたorz
そしてそんな私の性格をよく知っていたAは、簡単に言いくるめて連れていけると踏んでいたのだと思います。