おはなしカフェ

私子が「嘘ついてる事、無い?」と聞くと「・・・えっ?」と明らかに動揺しだした…

time 2023/01/17

私子が「嘘ついてる事、無い?」と聞くと「・・・えっ?」と明らかに動揺しだした…

私子...18歳 飲食店勤務
彼男...21歳 ホテルの調理師

とても優しく、浮気なんて到底しそうもない彼男と付き合って3ヶ月くらいの頃。

チラホラと小さな嘘が目立つ様になり、問い詰めては誤魔化されが続く様になったある日。
事実確認がしたくなり、後で謝らないと・・・と思いつつ彼男がトイレに行ってる間に携帯を見る事に。
すると出るわ出るわ出会い系メールの数々。
『○○に住んでる21歳です☆近くに住んでる子メールしょ♪』やら
写メ交換やらHメールやらお誘いまで。
しかも片っ端から送っているらしく、女の子の数は片手じゃ足りなかった。
幸い会ってはいない様だったが、ショックで全身が震え、
背中がスーっとなるに反して顔が物凄く熱くなった。

トイレから戻ってきた彼男はすぐ様子のおかしい私子に気付く。
「どしたの?体調悪い?」と背中をさすってきた。

普段なら心底心配してる優しい彼男、という風に見れたのだろうが・・・。
私子が「嘘ついてる事、無い?」と聞くと「・・・えっ?」と明らかに動揺しだした。
いや・・・とかどしたの・・・?とか言ってた。
「無いならいいんだ。ちょっと具合悪くなっちゃったから帰るね。」と素っ気無く言うと、
「あ!!!!!!!!!私子、もしかして携帯見た?」と。
わなわなしながら「携帯見てごめんね、引いたでしょ、でも私はもっと引いたから帰るね。」
といって立ち上がろうとすると、何故か彼男が泣き出した。
「本当にごめん!!最近私子忙しくて、あんまり連絡取れなかったから寂しくて、もうしないら!!!!」
号泣しながら私子の背中に抱きつき羽交い絞めに。

初カレではないが、しょ じょを捧げた相手で結婚しようなどと言っていた為、
何か可哀想になり許してしまった。
今考えると若気の至り以外の何でもないが、当時は本気でこの人と結婚するんだ!とか思ってた。
この時点で別れていれば・・・と悔やむ。

(Visited 963 times, 1 visits today)

down

コメントする




シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  •