2024/06/08
ある日深夜に帰って家族最後の風呂に入ってたら、脱衣場に母がダッシュしてきた。
「私子!お風呂入ってる!?」
いるけど、というと母が2階に駆け上がって父を呼ぶ声。
「お父さん!私子が2人いるー!!!」
私の部屋から、内線が発信されていたそう。それも何度も。
なぜか、出てもなにも返答がない、でも切れない。ブーブーとうるさい。
様子を見に行ったら窓の向こうにチラチラ動く懐中電灯の光。
366: 名無しさん@HOME 2013/02/14(木) 11:06:21.98 0
実は、ゴロゴロしてる時は立ち上がって内線に出るのすら面倒で、
電話機を壁から外して寝床の近くの床に置いてた。
その上に脱ぎ散らかした服や毛布がなだれて埋まって、
受話器の外れた状態から発信ボタンを泥棒さんが踏んだ、と。
父親が犯人を引きずりおろす声を、着替えた風呂場の脱衣場で聞いてた。
「こらぁああああ誰だああああ!!降りてこい!××!」
「や、ヤマダ(仮名)です」
「どこのヤマダだあ!」
「ひぃ、■■(集落名)のヤマダです!」
「なにしに入ったあ!」
「む、娘さんの写真がほしかったんですぅそれだけなんですぅ
(もちろん後で逃げるための嘘とあっさり判明、犯罪者にもなめられる喪)」
この時点で警察さん到着、近所は大騒ぎ。怒り狂う父親と警察さんはとにかく恐ろしかった。
「部屋、汚いんです!」と涙目の私。「大丈夫、俺らの部屋のほうが汚いから…(ガチャ)」→絶句フリーズ。情けなかった。
風呂上りの恰好で汚い部屋のあちこちを指差した写真を撮られ、
警察が撤収しようとした時に新米っぽい警官が、私の部屋に定規を忘れたことが判明。
「取ってこい!」「僕、一人であの部屋入るの怖いです!」とのやり取りにさらに情けなくなる。
父親は家の見取り図?を持ってパトカーに乗って行って、早朝まで帰ってこなかった。
家族も恐怖で朝まで起きてた。
その後、どうやら時期的に考えて軽く1年以上は入られていたと判明した。
いろいろな女性の下着を集めていた連続下着泥棒で、
娘の多い(妹2人)家は恰好のターゲットだった、と。
前科2犯、毎日女性のいる家を探して町じゅうを自転車でうろつき、
ターゲットを決めたら徹底的に生活時間を把握、箪笥や洗濯カゴを荒らしに侵入していたらしい。