2024/06/08
十年ほど前、元彼が美大生で道具を洗ったり買出ししたり色々お世話焼きしてたけど
おうちデート中心で作業する彼にほったらかされるので退屈そうにしてたら
「デッサンやってみなよ」と言われて素描から始めた
「初々しくていい感じだよ」とか褒められたり指導してもらったりしながら1年ほど続けていた
元彼が不透明水彩でかなりの量をバンバン使うので「捨てといて」と言われて
持って帰っていたチョイ残り絵の具を水で溶いて透明水彩として使って描いた作品で
ある時、一緒に応募したコンクールだかコンペだかで賞を取ったのを元彼が知った時が修羅場だった
「発色に拘る俺が使ってる画材だからいい色が出るのは当たり前」
「素人っぽさのせいで目のきかない審査員のフィーリングにフィッティングした(原文ママ)」
「在学中に少しでも賞を取っておかなければならないのにその枠を潰された」などなど
以後、何を話しても普通には恋愛関係を維持できずに別れたけど
結婚した今でも旦那(≠元彼)と水彩は続けている
あの修羅場を絵で表わすにはどうしたらいいだろうかとか考えるときもある