おはなしカフェ

A「私も経験者だし指導者として雇え、うちの子も参加させろ」 私「結構です、お引き取りください」

time 2023/02/21

A「私も経験者だし指導者として雇え、うちの子も参加させろ」 私「結構です、お引き取りください」

妹はスポーツで飯を食ってる
一般の知名度は皆無だが地元の人は皆知っていて、
商店街で応援のポスターが貼られたりしている
定期的に地元の少年団を招いてスポーツ教室を開催しており、
私は学生時代までやっていたので手伝いに駆り出されている

人手が足りないので小学生限定、商店街からは
無償でスポーツドリンクやお菓子を用意してもらい、最後に
妹「○○商店さんのご協力です!」
おばちゃん「みんなウチで買い物してってねー(笑)」
子供たち「ありがとうございました!」
と和気藹々で終わるのが恒例、ここまで前提

この教室に空気の読めない母親Aが来るようになった
娘のA子は普通にいい子なんだが、Aは我が子かわいさに周りが見えてない

A子に優先的に指導するよう文句言ったり、
サインは練習後って通達してるのに指導中に色紙突き出してきたり
練習終わるや否やドリンクやお菓子をダッシュで取りに行ったりする(人数分用意してあるので意味ない)
子供の応援も他の親はせいぜい「頑張れー!」ぐらいなんだが、Aは大声で
「ほら、そこで○○して!もっと足を使わないと!」とか、
ひどい時には反則に近いことまでやれと言い出す

妹はそういう小手先の技術は小学生に教えることじゃない、
怪我しないように基本だけやる方針なのですごく迷惑してた
おまけにAはやたら妹に話しかけてきて、年収やら旦那の職業(普通のリーマン)、
取材の有無とか下世話なことを聞いてくる
妹は適当に流してたが周りはヒソヒソ、A子は恥ずかしそうにしててかわいそうだった

そんな状態だったからA子が中学生になった年はA子には申し訳ないけどほっとした
これで面倒から解放されると思った…が、現場に行くとすみっこにA子の姿が
嫌な予感がしつつ話しかけると
「あの、中学生なんですけど参加ってできますか?」
「ごめんね、参加できるのは小学生までなのよ」
「じゃあ端っこで見学させてもらえませんか?」

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