2024/06/08
花束は人を狂わせる何かがあるのかもしれない。
以下、私が学生時代に遭遇した強奪未遂ママ。
当時私はある女性アーティストのファンだった。
ファンというよりも盲目の信者と表現した方がいいかもしれない。とにかく心酔しきっていた。
その女性アーティストのライブでは、
事前にスタッフに花束を渡す→女性アーティストが花束を持って壇上に登場する。という流れがお約束。
ライブ当日、ブーケを作って貰い花屋を出ると2歳児くらいの子供を連れた母親に声を掛けられた。
「素敵な花束ね」「これからお出かけなの?」と普通の調子に普通の内容。外見も普通。
見知らぬ女性だったから、多少驚きはしたものの「ありがとうございます」
「○○のライブに行くんです」とこちらも普通に返した。
そしたら「ライブなんて羨ましいわねぇ」「お花が買えるなんて羨ましいわ。
うちは子供が産まれてからそんな余裕もなくて」的な愚痴になり、私も気不味くなり
「はぁ…大変ですね…あの、私急いでますんで」と会話を切り上げて歩き出した。
だが母親は会話が終了した空気になってもついてくる。
なんというか、偶々方向が一緒という感じじゃなくて、明らかについてきちゃってる