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勘助「○○ちゃんがいなくなると寂しい。実は僕は妹を亡くしていて…心臓病で余命僅かなんだ…だから妹役をしてくれないか?」

time 2024/06/24

勘助「○○ちゃんがいなくなると寂しい。実は僕は妹を亡くしていて…心臓病で余命僅かなんだ…だから妹役をしてくれないか?」

勘助25歳 社員
私子20歳 大学生 バイト

勘助とは、バイト先の会社で知り合いました。
歓送迎会にも参加させてくれるフレンドリーな会社でした。
その歓送迎会の中で、たまたま上司から家族構成をで聞かれたので、
私は場が重くならないかなと少し心配しながら「父が早くなくなった事」を話しました。
しかし、私の周りには母や兄、姉、祖父や祖母がいて賑やかに過ごせ、そのおかげか
寂しい想いはあまりなく、暖かく過ごせていました。

勘助はその話しをどうやら聞いていたようで、そこから様子がおかしくなりました。

バイト先に携帯の番号、メアドを知らせていたのですが、そこにたまに連絡が来るように
なりました。内容は「あまり遅くならず早く寝る事!」「明日も頑張るんだぞ!」など
他愛もない物だったので、職場の人と雰囲気が悪くなるのを躊躇し「ありがとうございます」
程度の返信をしていました。

またある時の事、大学の友達と飲んで少し帰りが遅くなる事がありました。
すると、実家に勘助から連絡があると言う事だったので、バイトのシフトの件かと
思い折り返しをしました。勘助は開口一番
「何時だと思っているんだ!」ととても怒っていて、私は???ハテナ状態。

ご用件は何かと尋ねると、
「こんな遅くまで出歩いたら危ない。仕事の事で連絡があったがもう良い。
少し遊びすぎじゃないか?」と言われました。

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