2024/06/08
これらの事から親友の身に何かが起きて、それを私に伝えたいけれど伝えられない状況だと判断した私は。
私:うん、ううんだけね。
親友:!?・・・うん。
私:○○ボーリングまで来れる?
親友:うん。
私:北口の所に居るから。
親友:うん。
私:このまま電話切らずにいるから話してるふりしてて。
親友:うん。
私:大丈夫だからね。
そう言って友人達に事情を説明してみんなで駐車場に移動して待つこと20分くらいで親友の車が駐車場に入って来た。
私達の目の前で急ブレーキをかけたと当時に親友が車の中から飛び出して来た。
人が!車の中に人がいるの!
そう叫びながら走り寄って来る親友の顔色は真っ青でした。
しかしガラス越しに見える車内には人の姿はなく。
もしや後ろのハッチバックの中に隠れているのではないかと思い。
友人の男の子達に確認してもらったところ本当に男が隠れていたではありませんか。
すぐさま男は友人の男の子達に引きずり出されて、お前は誰だ?何故こんな事をした?等々と聞かれてもニヤニヤと笑みを浮かべるばかり。
そのあまりにもムカつく態度と泣きながらガクガク震える親友の姿にプチっとキレて男を一発思いっきりぶん殴ってやってから。
いい加減にしろやゴラァ! なに人の親友泣かしてんだ! 明日じーちゃんが網上げに行く時に海連れてくんぞてめぇ!あたしはやるったらやるからな!
とまあ、柄悪く怒鳴ったところ男は身の危険を感じたのか。
親友がバイトしているところを見て好きになった。親しくなりたいと何度も親友の店で買い物をしたが一向に相手にしてくれない。
親友の家が知りたいので車の中に隠れていた。
あわよくば車の合鍵も作ろうとした。正直に言ったし今後はもうしないので許して欲しい。
いやマジで頭おかしいし。
男のあまりにも自分勝手な発言にさらなる怒りを感じてもう一発殴ってやろうかと思った時でした。
つい先程まで泣きながら震えていた親友が男を大声で罵り始めたので少なからず集まっていた野次馬の数はますます増えて行き。
野次馬の中からは、あの地面に座ってる奴って○○のとこの息子だよな、あいつそんな事したのか、と言うこえも聞こえて来ました。
そのうち誰かが通報してやって来た警察に男は連れられて行き。
後日親友に車の修理代と多額の慰謝料を支払った後にどこかに引っ越して行きました。
まあ、あれだけ大事になって噂が拡がれば頭おかしいからって刑事に問われなくても地元に居られる訳ないですからね。