2024/06/08
旦那の入院先にやってきたウトメ。
全てを知って呆然としている私に
「まぁまぁ嫁子さん、アンタも
こういう自営の家の嫁になったんだから、
アンタだって覚悟の上でウチに嫁に来たんだろう。」
とヘラヘラしている。
旦那は言葉を無くした私を
「もう自分は許された」と勘違いした。
そして謝らなかった。
私の父は、弁護士をしている。
ウトメは銀行に
「嫁の父親(弁護士)が連帯保証人に加わる」と話し、
追加融資を申し込んだ。
銀行員は本気にしていなかったみたいで、
ウトメ「嫁子さん、来週お父さんと一緒に
銀行に行きたいんだけど」と上機嫌。
そして、全てを知った両親は私を家に連れ戻した。
初めて付き合った男性が旦那だったので、
私は旦那と別れる決心がつかず、
いつまでもウジウジしていた。
そんな私に父は「
あの男はお前だけでなく、うちまで壊す。
あの男と別れないなら親子の縁を切る」
と言い切った。
旦那が実家に迎えに来る事は無かった。
1年近く、そのままの状態が続いていたが、
そのうち旦那に新しい彼女が出来て
私に離婚を要求してきた。
私は棄てられた形で、旦那と離婚した。