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何故か私が相続した高級住宅地の土地家屋に住もうとする彼兄嫁。「土地の名義は彼氏君にするんでしょ?あの土地高く売れるじゃん」

time 2020/07/27

何故か私が相続した高級住宅地の土地家屋に住もうとする彼兄嫁。「土地の名義は彼氏君にするんでしょ?あの土地高く売れるじゃん」

私父は念のため翌日まで入院したが、大事はなかった
退院早々に彼父・彼がお詫びと説明にやって来た
彼父は即日帰宅できて、呼び出した彼兄嫁の両親と共に説教&事情聴取済みだった

彼兄嫁は昔、不動産屋で働いていて、うち一帯が特に売り出し待ちと知ってた
更に彼女の友人兼ライバルが去年、市内の古くからある高級住宅街に嫁いで、

セレブ自慢をしてくるので、自分もM町中でも一番立地のいい家に住んで、
彼女を招待して悔しがらせたかったのだそう

「私がダメで、低学力で田舎っぽいボーっとした夫婦がM町住まいなんてひどい」
と言って、母親に殴られたらしい

彼兄は「妻は上昇志向が人一倍高いだけ。僕の稼ぎが悪いせい」と庇う

彼父は「あんな義兄夫婦ができるが息子と結婚してくれなんて言えん」と土下座して泣く
婚約破棄したくなくて私も泣いたところで、私父がどうにかおさめてくれた

「彼君が財産狙いじゃないことは分かるから、このまま家族になってください。
Aはあまり頭も良くなくて(ひどい)心配だが、彼君になら土地共々任せられる。

彼父さん、僕らは戦友じゃないですか。家族になってください」

父同士は抱き合って男泣きに泣いた…これもまあ修羅場といえば修羅場か

以上が私の修羅場です

彼兄夫婦には、私たち一家に今後一切近づかないと誓約書を出させた
彼兄嫁からは丁寧な言葉を書きなぐった詫び状が届いた

彼女の両親からも後日、丁寧なお詫びをいただいた
本当に穏やかで常識的な方々で、どうしてこうなったのか不思議でならない

彼兄は、「Aさんには謝るが、嫁だって完全には悪くない」と態度を硬化させていき、
彼父の激怒を被って、一家で彼父の元を出て行った(仕送りはしてるそう)

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