おはなしカフェ

冬、道路脇に落ちた美女の乗る車を助けた・・残念、連絡先も聞かなかった→数週間後…

time 2020/08/13

冬、道路脇に落ちた美女の乗る車を助けた・・残念、連絡先も聞かなかった→数週間後…

山を登ってきて温泉に入ろうとすると、
彼女のことを思い出す。
みたいに、美化された思い出になり始めた頃
3度目の奇跡がありました。

やはり山登りしてからの温泉に来た時、
今度は俺が駐車場に
彼女のくるまを見つけたんです。

慌てて日帰り入浴の方に行ったけど、
はたと思案。
中に入って入浴中だったら見つけられない。

登山帰りの汗臭いまま風呂に入らないで
受付やロビーにいるのも
かっこ悪いし周りに迷惑。

悩んだ末駐車場でトランクを開け、
山道具の整理しながら
これから温泉行く支度していますよ。
雰囲気で待つことにしました。

>>3度目の正直

>>二度あることは三度ある
つーのもあるぞw

待つ事約30分。
その彼女。出てきました。っていうか、
本当に出てきたことで逆に焦る自分。

で、待つ間しきりに出入口気にしていたから
出てきた彼女とすぐに目が合っちゃって、
硬直しました。
そしたら、向こうも一瞬驚いていましたが
すぐに満面の笑み。
○○さんじゃないですか。
って向こうから話しかけてくれました。

俺「やぁ。すごい偶然だね。また温泉?」

彼女「はい。前にも温泉趣味って
言ったじゃないですか。
そちらこそまた山ですか?」

俺「そうだよ。今下山したところで
これから温泉行こうかなと思ったら
見た車があってビックリしてたところ。」

彼女「そうですね~。
3回も会うなんてありえないですよね。」

俺「でも、毎回一人だよね。
彼氏さんと一緒に来たりしないの?」

彼女「あははは。やだなぁ。
彼氏いたら一人で温泉趣味してないですよ。」

そこで、二人とも微妙な沈黙。

俺「あ!あの!俺。
いま風呂入ってくるから晩飯一緒に行かない?」

彼氏「え?あ。はい。いいですよ。」

という流れで

>>実は彼女は男だったのか ふぅ・・

>>最後彼氏ワロタ

>>ちょwww

>>え?男の娘??

待つ間冷えるから私も戻って
また温泉に入ります(笑)と、
二人並んで温泉へ。

彼女「どの位で上がります?」

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