おはなしカフェ

バイト中に。レディース女『付き合って下さい』俺「すみません。僕なんかじゃあなたには合いません…」女『わかった‥』→数日後、女『付き合って!』俺「!?」→なんと・・・

time 2020/11/28

バイト中に。レディース女『付き合って下さい』俺「すみません。僕なんかじゃあなたには合いません…」女『わかった‥』→数日後、女『付き合って!』俺「!?」→なんと・・・

俺 当時19歳 ドー貞 ヘタレ ビビり
嫁 当時17歳 レディース ヤンキー

当時の俺、地元の駅前にあるコンビニでバイトをしていた。

そのコンビニの前にあるロータリーには、当時既に天然記念物だったリーゼント特攻服の族のお兄さんとお姉さんがほぼ毎日たむろしてた。
俺は毎回ビクビクしながら出勤し、外に水を撒けと言う店長を恨みながら夜間バイトに勤しんでいた。

俺が当時バイトでよく組んでたのは同い年の男。
この人、かなりのナルシスト。
何でも、これまで狙った女を逃したことがないとか、ショ女二桁食いしたとか、男数人に囲まれて返り討ちにしたとか、俺がその気になればヤバい奴が数十人集まるとか、武勇伝をひたすらに語ってた。

今思えばしょうもない男だけど、当時の俺はドー貞でヘタレだったから、その男を普通にスゲーって思ってた。

その店には、外にたまってた族の兄ちゃんや姉ちゃんがよく飯やら飲み物やら煙草を買いに来てた。
たぶん店の売り上げにかなり貢献してたと思う。
でもビビりな俺はビクビクしながら毎回レジを打ってた。
けどナル男は普通に族の兄ちゃん達と談笑しながらレジしてた。
それ見て、俺更にナル男スゲーってなってた。
でも、ある日事件が起きた。

その日、いつも通り俺は外にたまる族の人達にビクビクしながらバイトしてた。
そしてバックヤードでジュースの補充をしていた。
そしたら、なんか店内が騒がしい。
声的に「テメーコロすぞ!!」だの、「表出ろ!!」やら、凄まじく恐ろしい怒声が飛び交ってた。

恐る恐る店内に戻ると、見るからにブチギレ表情の族の兄ちゃんが、なんとナル男のムナぐら掴んで怒鳴ってた。
ナル男はタヒにそうな顔になってて、今にも泣きそうになってた。
怒鳴り声を聞いてたら、そうなった理由が何となくわかった。

どうも、族の兄ちゃんが彼女さん(スンゲエ美人)を連れて店に入って、ナル男がレジする時に、調子にのってその兄ちゃんに「お前の彼女くれよ」って言ったらしい・・・

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