2024/06/08
百合香はしぶしぶなぎさの席の前に行くと
ゆっくりと頭を下げた。
百合香:「・・・ごめんなさい」
悔しそうに、呟いた。
なぎさも複雑そうな顔をしていた。
変態:「今回、なぎさちゃんが大事には
したくないってことで法的措置をとろうとはしない」
変態:「だが忘れるな!
お前が行ったことはそれだけの罪の重みがあるんや!
よぅー覚えとけよ!」
それだけ言うと完全に百合香は意気消沈。
このクラスでの問題は木っ端微塵に砕いた。
いじめ。言い換えたら犯罪。
それを暴くのは、それだけの覚悟がいる。
それは、なぎさが思い切って望んだことだ。