2024/06/08
入ってきたのは
中学生のくせに、髪染めて、ピアス開けて
服装も見出しまくりの百合香ってやつだった。
百合香:「それ、ひどいよねー!」
ニヤニヤしながらこちら側に寄ってきて
なぎさの机に持ってたゴミを詰めて教室から出て行こうとした。
今すぐにでもぶん殴ってやろうと思った。
俺:「おい」
百合香:「あ?なに?」
俺:「これ、お前がやったのか?」
百合香:「はぁ? うちだけじゃないしー」
今でも、くっそムカつきます。
まず喋り方が、もう、なんか、あぁぁぁぁぁぁ!
ってなる。
百合香:「あ、もしかして怒っちゃってる?」
ケタケタおかしそうに笑って
きっもーとか言ってた気がする。
俺:「お前、そんなことやってて恥ずかしくないの?」
百合香:「は? あんまり変なことばっかいうと先輩にあんたくらわしてもらうよ?」
百合香:「つーか、あんこそ恥ずかしくない?」
百合香:「なに正義感振りかざしてんの?キモッ」
もうブチ切れましたね。
殺してろうと思いました。
女一人ぶん殴るぐらい簡単に出来ましたが
それじゃ何の解決にもならない。
俺:「必ず後悔するぞ?」
それでも百合香は笑いながら、
百合香:「あたしの周りはみーんなこのこの知ってるけど絶手ェあの女の味方とかしねぇからー(笑)」
そういって出て行った百合香の後ろ姿をみて
単純に殺意を覚えました。
そこから教室を後にして、帰宅。
速攻なぎさに電話しました。
なぎさ:「俺? 電話なんて珍しいね?どしたの?」
俺:「いや、あのさ、お前俺に隠してることない?」
なぎさ:「んー? 特にないよー?」
俺:「嘘だろ」
なぎさ:「なんでそんなに怒ってんの?」
マジでわからないみたいな感じで
喋ってくるなぎさにこの時は少しいらっとした
俺:「なんでお前保健室登校なんだ?」