2024/06/08
それから2年ほど経った夏。
Aくんは僕の1つ年上だったので高校を卒業し就職した。
20歳。
Rくんの大学は そこそこに有名で就職活動したくねえ〜とか
いいつつも就職活動しながらバンドを続けてくれた。
22歳。
僕は家を出てコンビニで夜勤のアルバイトをしながらバンド
を続けていた。19歳。
バンドは そこそこに有名になっていた。
地元のライブハウスでは知らない人はいないくらいだった。
ただ自分のイメージしていたほど有名になっているわけでも
なく、なんとなくやりきれない気持ちもあった。