2024/06/08
「正直 居心地悪いし、モチベーションもあがらない。
ここまでじゃないのか」
そこから色々と話し合った。
Rくんは そんなくだらないことでバンドを辞めるだとか、
女なんてたくさんいるだろとか言っていたが、
「俺はUさんのことを3年も想い続けてたんだぞ。今更他の女
とかそういう話じゃない。ずっと想い続けてた人が他の男、
それも身近な男に取られるなんて精神的に耐えられない」
とAくんは話した。
それを聞いたときに、僕はAくんを説得する権利はないと思った。
僕はUさんのことが好きだけどAくんもRくんもバンドもとに
かく好きなんだ。でも、それじゃどうにもならないと思った。
Aくんの気持ちもわかってしまうのだ。
もしこれでUさんが実はAくんと付き合ってました。
なんて言われた日にはバンドをやめると言い出すかは別とし
て精神的に耐えられたかはわからない。
僕は何も言えず、Rくんも仕方がないから来週までもう一度
考えてくれ、と言ってその日はお開きになった。
翌日僕は そのことをUさんに話してしまった。
本当に最低のミスだったと思う。