2024/06/08
Uさんはそれを聞いて、今までに見たことがないくらい悲し
そうな顔をして何も言わなかった。
だが後日事件は起こる。
Aくんから電話で「今すぐうちに来い」と呼び出される。
すぐにAくんの家に向かうとRくんがいた。
UさんがAくんに「バンドを辞めないで欲しい」と言ったらしい。
それを聞いたAくんは僕がUさんにAくんを説得するように頼
んだんだと思い込んだ。
Aくんは「Uさんの言うことなら あいつも聞くだろう」と僕に
思われたと勘違いして気持ちを踏みにじられたと
今までで一番怒っていた。
僕は全くそんなことは頼んでいない、と弁解したがAくんは
聞く耳を持たず。
なにが起こっているのかわからなかった、人間がたくさん集
まった上での気持ちのすれ違いの怖さを思い知らされた。