2024/06/08
僕がUさんに興味を持っているのは明らかだった。ここでラ
イブをしてUさんにライブを見てもらいたい、そう思った。
その日、Uさんに僕の連絡先を教えた。「また来てね」って
行ってくれたのがすごく嬉しかった。
翌日、僕はライブハウスの上のスタジオでメンバー募集のチ
ラシをかき集めた。
なるべく歳が離れていない、趣味が合う、怖そうな人がいな
いという点に注意して探したが、あまり見つからない。
僕の趣味はハードロックだった。その当時の若い子はハード
ロックなんて聴かなかった。今もどうかは知らない。
2週間程たった日、Uさんからメールが来た。
「来週ライブハウス主催のセッション会があるんだけど来て
みない?僕君のギター聴いてみたいな(顔文字)」
すぐに行きますと返事をした。