2024/06/08
わたしの父は酒に酔うと『私と行った富士山の話』をしだす。
大昔家族で富士山観光をした時の話である。
まだ世界遺産になる前だったので今ほど綺麗でも道も舗装されていなかった。
3合目まで余裕であったが6合目あたりで母と妹が脱落した。
5合目あたりで父も根を上げ始めて
「帰ろう」
と言い始めた。
私は父を無視して登り始めた。この時点で父がついて来ようと来まいと関係なかった。
しかし、ついに父が9合目で尻をついてしまった。
そして
「もう帰るぞ!」
「俺はもう動けない!」
とキレ始めたのだ。
山頂までもう目の前なのに?
とっさに私は
「お父さんはそこで待って、私助けを呼んでくる」
といいながら山頂に向かった。
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