2024/06/08
翌朝、新郎の車を学校に置きっぱなしだったので、早朝に新郎を迎えに行って、大学の駐車場に向かった。
車の中で、
「もう一度、弁護士にあってみる」
「すぐさま、婚姻の無効を申し立てる裁判を起こす」
との事だった。
「金がかかるのは仕方がない。あとで、慰謝料として、裁判にかかった金も請求する」
とか、そういうことを話した。
興信所は利用しないと言うことになった。
こっから先は後から聞いた話。俺は直接その場にはいなかった。
まず、再び教授と新郎があって、書類上の新婦の両親に会いに行き、書類上の新婦の現住所を特定した。
あとで、車でそのアパートを確認に行ったが、直接寄ることはしなかったらしい。
精神病らしいのだが、バイトは普通に行っているらしく、原付の免許も持っているとの事だった。
それから、精神科に通っているということだったので、診断書がないか確認したが、診断書はないということで発行を要請した。
さらに後の話だが、両親から教授へ連絡があり「診断書は本人が来院しないと発行できない」と言われたので、今度、両親と一緒に来院させて診断書を発行させる。
との事だった。
また後日、両親が診断書を持って教授の元を訪れた。
この段階で相当な時間がかかっている。