2024/06/08
A就寝後しばらく大人数名で飲み、もう寝ようということで、布団を敷き始めた。
Aはその時手伝ってくれたのだけど、
Aが押入れを押さえ私が上半身を押入れに突っ込み布団を出す、という
少し距離が近い体制の時にぼそっと
「あぁ、いい匂いだ。人妻なんだなあ〜」と言われ、
ゾワーッとしつつもひとまず平静を装い、とりあえず布団の準備終了。
アルコール入っていたのでみんな早々にイビキをかき始め、
私は頭痛とかシミだらけの布団が気になったりで眠れなかった。
A息子は普段寝ている部屋で寝て、廊下挟んで向かいの部屋にA息子以外が並んで
寝ていた。
私が一番端、隣が旦那。間に親戚が続き、反対の端にはAが寝ていた。
すると廊下から「何しにきた?」と声がする。
誰か来たのかな?と上着を羽織り部屋の障子をあけると、
A息子の部屋に豆球の明かりがついており、A息子のシルエットが見える。
明らかに1人でA息子がしゃべってる。声色を変えて何役もこなしていた。
「何しに来た」「許さんぞ」「親父が○される前に・・」
「あいつはダメだ」「許さん許さん許さん・・」など。
首を激しく振ったり、やたらと頭をかきむしったり、自分の膝をたたいたり、
動きも普通じゃなかった。
た。
55: 名無しさん@HOME 2014/02/12(水) 17:25:02.52
意味はわからないけどご機嫌ナナメな事は感じとれて、その場に硬直。
暫くするとA息子が立ちあがる様な動きが見えたので、
慌てて足音を殺して、障子も数ミリ残して閉めて(音立てないように)布団へ戻った。
昔何かで読んだ、婚家の池沼な義兄弟から夜中にカマで一家惨殺された事件とか思い出して、
農業やってるんだし裏にそういう道具いっぱいあるよな、とか
体格いいから旦那じゃ太刀打ちできないだろうな、とか考えて震えが止まらなかった。
さっきの人妻発言もあるし変なことになったらどうしよう、とガクブル。
そしたらペタペタッと廊下を歩く音がして、サッと障子が20センチぐらい開いた。
そして、そこからA息子の目が見えた。
私はというと、恐さのあまり布団に入ってるけど首を起こして障子の向こうを凝視してた。
だから寝てないのは明らかな体勢で、ばちっと目が合った(と思う、首の角度的に)
イビキの大合唱の中でも聞こえるくらいの息遣いの荒さと、
豆電球だけの暗い部屋でもわかるぐらい白目がギョロッとしてて、
普段とは全然違う表情に見えた。(暗くて詳細まではわからなかったけど)
私は恐くて冷や汗止まらなくて、でもなぜか音を立てたらいけない!って思ってて、
歯がカチカチ言わないように噛みしめてた。
15秒ぐらいかな?見つめあった後「あれ、枕はここじゃないや」と言って、
障子閉めずに廊下を歩いて行った。