おはなしカフェ

親友「金貸してくれ」俺「おk」→ 2度3度どころか4度5度と続き、俺(何か様子がおかしい…)→ 家を訪ねると…

time 2018/05/31

親友「金貸してくれ」俺「おk」→ 2度3度どころか4度5度と続き、俺(何か様子がおかしい…)→ 家を訪ねると…

小学校は6年間同じクラス。
中学では2年間同じクラス。
高校でも1年間は同じクラス。

行く大学も一緒で学部は違えど部活は同じ。

最高にうまのあう親友がいたんだよ。悪ぶってみせる癖があったけどな。気が優しくてちょっと臆病でいいやつだった。

大学でなんかさ、部活の後のダベりの最中に先輩だったかなあ、親友っている?って聞いてきた人がいてな。

14、5人はいたんだぜ、なのに俺達だけだったよ、いるって即答できたの。

聞かれた瞬間にお互いを指さしてさ。2人して笑ってたら周りまでいいなあとかさ。おまえら愛し合ってるだろとかからかわれたりさ。

揃って照れたっけなあ。

社会人になって4年目か、あいつが凄い暗い顔をして家に来た。たわいのない話したっけ。

その後で今人生の瀬戸際になってるからって借金を申し込まれた。あげるつもりで渡したさ。

2度3度ときても冷たくなんかしなかった。

就職とかってぶっちゃけ運もあるしさ。俺があいつの良い所わかってるからきっとなんとかなるってそう信じてたんだ。

あいつの良さがわからないやつが多いのが悪いって。他人ごとなのに腹立たしくも思ってた。

4度5度ときて、だんだん様子のおかしさが悪化してってるのが気がかりでさ、とうとう、心配になって家にいったんだよ。

すると…

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