おはなしカフェ

バイト先の牛丼屋に貧乏な父子が来店www家も職も母親もいない様子…可哀想に思った俺は…

time 2017/04/10

バイト先の牛丼屋に貧乏な父子が来店www家も職も母親もいない様子…可哀想に思った俺は…

お腹一杯食べた女の子がすごく眠そうにしてる。
これはもう長時間滞留だね!
5分ぐらいで寝てしまうんだけど、それまで色々と父子で会話してた。
「かあちゃんとねんねしたい」とか「とうちゃん、かあちゃん迷子かなあ」とか。
ちょっと話が見えないんだが、どうやら母親はいないらしい。
眠そうにしながら「かあちゃん・・・」とか呟くの聞いてたら
なんかすげえ不憫に思えてきて、少し偽善っぽい感情が芽生えてきた。

女の子が寝てしまってから自分の車に常備してるブラケットを取りに行き、
店に戻って父親に渡した。

俺「あの、これ娘さんにかけてあげてください」
父「えっ!あっ、いや、すいません、ほんとにすいません・・・
ちょっとこの子眠れたらすぐ出て行きますんで・・・・」
俺「いつも深夜はほとんどお客さんいないんですよ。起きるまで大丈夫ですよ」
父「すいません、ほんとにすいません」

隣りの椅子と膝枕で女の子寝かせた父親が、俺が横通るたびに
「すいません・・・」って頭下げるんだよ。どんだけ低姿勢なんだよと。
たぶん家とかも無い感じなんだろうな。徒歩で来てるし。

結局女の子は6時前に起きて、父親はペコペコ頭を何度も下げながら店を出て行った。
俺はシフトが6時までだったので、交替のバイトに引き継いだ後、6時15分頃に退勤した。
で、車で国道に出て300mくらい自宅の方向に走ったら、父子がいた!
娘の手をつないでとぼとぼと歩いている父親の姿が見えた。
ちょうど通り過ぎるあたりで父親が女の子を抱っこしていた。
なんかね、父親の体に力が入ってないんだよね。
たぶん1日とか2日なにも食べてないような感じ。
フラフラしてるのに女の子を抱っこしようとしてるし。

で、いてもたってもいられなくなったのでちょっと先に車を停めて、
父子のところに走っていった。

俺「そんなフラフラじゃ娘さん落としちゃいますよ」
父「え、あ、大丈夫です・・・・え、さっきの牛丼屋の店員さん?」
俺「いや店内から気になってたので・・・失礼ですけど行く宛てあるんですか?」
父「え、いやー、この子の母親のところに・・・・」
俺「お母さんの居場所ってどこです?」
父「・・・・・(誤魔化し笑い)」
俺「あの、俺朝食まだなんですよね。で、帰り道のマックでなんか食べようかと
思ってたので、一緒にどうですか?」
父「あのー、お誘いありがたいんですけども、今持ち合わせがないので・・・」
俺「持ち合わせがないなら娘さんの朝ごはんが買えないじゃないですか。
行きましょうよ。娘さんの朝ごはん御馳走しますから」
父「そんな!見ず知らずの方に食事を御馳走して貰ったら」
俺「いやそんなこと言っても娘さんはお腹すくでしょう?じゃあ行きましょ!」

という会話があって、無理矢理車まで連れて行き、マックへ行った。
車の中では父親がずっと謝りっぱなしだった。
「いやいいですよ。1人でご飯たべるより3人で食べた方が美味しいし」
「すいません、ほんとすいません・・・」
の繰り返しw

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引用:オトコの本音
画像出典:写真AC

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