2024/06/08
しかも、弟が実の弟のように可愛がっていた従弟に
「これ、高校卒業したらやるよ」と
約束していた革ジャケット
(弟のお気に入りで大事にしてたけど、従弟にあげたかったらしい)を
物色して、
弟嫁が
「どれ持ってってもいいよ、形見わけ」と
言ってるのを聞いて、張り倒した。
「親の許可もなく、嫁としての務めも果たさず、
あんた何やってんの!? 出てって!」と
追い出した。
多分自分もちょっとおかしかった。
49:名無しさん@HOME投稿日:2012/07/21(土) 22:29:59.52
初七日まで、弟嫁は出席しなかった
(勝手な遺品処分と部屋の原状復帰が無理と知った両親が激怒した)
その後、弟の保険金を慰謝料に、
「二度とうちに来ないで」と出ていってもらった。
自分達もヒートアップしてたけど、
あの「親より先にタヒぬならさ、生まれてこなけりゃよかったのに」は
絶対許さない。
50:名無しさん@HOME投稿日:2012/07/21(土) 22:37:22.42
棺の蓋を閉める前、弟のほっぺたにそっと触った。
ヒゲがちょっとのびてた。
タヒんでるのに、そういうとこは生きてるんだって。
すごい冷たいのに、ジョリッとした髭の感触が、
「この子の細胞はまだ生きてる」と思えて、
どうしようもなくやるせなかった。
その後、弟の遺品整理してたら、
通夜に来てたあいつら、既に勝手に弟のコレクションしてたCDや
衣類、勝手に持って帰ってた。
父が全員に頭を下げて
「形見分けをと言ってくれるのはありがたいが、
今は家族皆気持ちの整理がつかない。
思い出のつまった品物を、嫁(弟嫁)の一存で
処分されるのは忍びない。いつか落ち着いたら形見わけするから、
一度返してくれ」と回収した。
でも母は、
「これはもう○の遺品じゃない。
あの子が甥(従弟)にあげるつもりだった服、本、CD、
全部、最期に触ったのはあの子じゃない!」と泣き崩れてしまった。
従弟が
「伯母さん、いいよ。お兄ちゃんのこと、
僕ずっと忘れないから。物がなくても、お兄ちゃんが
僕を可愛がってくれたのは忘れないから」と慰めてた。
その後、弟が父の跡を継ぐ為に
工員としての仕事や経営について、
睡眠時間削って勉強してたノートが
出てきて(家族も弟嫁すらも知らなかった)、
それを何よりの形見だと思うことにしている。