2024/06/08
俺:「なんで思いっきり引っ張るんですか!」
なぎさ:「だって、恥ずかしいんだもん」
顔をマジで真っ赤にして
布団をバサバサ振り回して暴れる。
なんやかんや、なぎさは元気そうだった。
俺:「お前さぁ、好きな人いるの?」
なぎさ:「いるよ」
即答された。
俺:「好きです」
なぎさ:「私もです」
初めの告白。
なんか物語みたいにはならなかったけど
それでも伝えられたことが嬉しかった。
それでも、付き合ってくださいとは
言わずに俺は保健室から出て行った。
授業に戻り、それから、放課後。
好きだって伝えたことにふわふわしながら帰宅した。
夢みたいに思って、なんかよくわからないテンションになっていた。
次の日…