2024/06/08
相変わらず縦も横も大きかったが、私も中学に入り突然背が伸びて始めてA男とは身長差が数センチ程になっていた。(A男、こんなに小さかったっけ?と思った覚えがある)
A男が、私の手にあるノートを見ると馴れ馴れしそうに
A男「おー、久しぶりじゃん、そのノート当たったの?」
私「はぁ、そうだけど何」
A男「俺そのグループ好きなんだよ、寄越せ」
と、小学生の頃から変わらない事を言い出した。
その事変わりなさに頭に来たのと、身長差が無くなったこと、中学でメンタルが鍛えられた(すごく逞しい学校だった)事で、ここは復讐してやろうと思い、言い返した。
私「あ、そうなんだ。でもごめんね、これは私が当てた物だから、お前には絶対やらねえよ」
A男「(ちょっと驚きつつ)ああ?」
と、一歩踏み出して凄んで来たので私も一歩踏み出し胸倉を掴むと
私「お前のそういう態度、心底腹が立つんだよ、大体なんで私から貰えると思った?馬鹿なの?今までお前が私にしてきたこと、忘れた訳じゃねえよな?忘れたって言うなら今ここで全部教えてやろうか?」
と、生来の声の大きさを生かして腹の底から叫んでやると、今まで私に反抗されたことがなかったA男は驚きのあまりか、硬直した。
その後は、A男を残して親友とお祭りを堪能した。清々しかった。
それ以来A男とは会っていなくて忘れていたけど、年末の大掃除でそのノートが出てきたので記念カキコ。
一応弁解しますが、いつもああいう口調ではありません……